【ここ10日間の加重平均取引価格は173円だ】  image.png
【結論的には、170円台は実力の2割増相場だ!】10月19日の急騰に始まる170円台相場の意味を考える。結論から言うと、現在のシャープの株価は実力の2割増だと分析する。
まず、3ヶ月前の鴻海による大型増資の骨子は以下の通りだと推察する。1) 春先からのデューデリジェンスで企業価値が値踏みされた。2) 当初7000億円とも言われた企業価値は一旦5500億円まで叩かれる。3) 更に未報告の潜在債務問題で、最終的には4800億円と値踏まれたと推察する。4) この4800億円を担保として八掛けの3900億円弱のローンを組み増資に充てる。5) ローンの引き受け手は、もちろんシャープのメインバンクだ。6) シャープの価値は元の4800億円+増資3900億円=約8700億円に倍増した。
因みに、本日の終値によるシャープの時価総額は約8600億円だ。これは偶然の符合ではあるまいが、ここまでは良い。http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6753.T

【配当権付きのc種株を考慮に入れると適正株価は143円!】
問題は、同じページにある発行済株式数が約50億株となっていることだ。これには配当権付株であるc種株(普通株11億株相当)が含まれていない。鴻海は先の増資で普通株で2900億円弱、c種株で1000億円を購入した。配当優先株であるからこの11億株を加えた61億株が実質発行株式数とすべきだ。以下は、シャープ自身が発表したホームページでの解説だ。http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/pdf/2016/160330-3.pdfhttp://www.sharp.co.jp/corporate/ir/pdf/2016/160812-4.pdf
したがって、本来の適正株価は、企業価値:約8700億円÷61億株=約143円となる!
あわてることはない!シャープはゆっくりと確実に復活の道を歩み始めている。鴻海頑張れ!シャープ社員の方々頑張れ!!全てのホルダーに幸あれ!!!