カビは5億年以上前からすでに存在していたとみられています。5億年前の化石から発見されました。

そして、現在カビは地球上のあらゆるところに7万種~8万種が存在していると言われ毎年6080種の新しい菌が発見されているとも言われております。

腐った植物の周辺や湿った土に囲まれたところなどに生息した胞子が、雨や空気によって運ばれ、あらゆる場所に付着します。適度の水分と栄養分があれば、そこで胞子が発芽して、コロニーという菌糸の固まりを作ります。そして、再びそこで大量の胞子を作って、それが拡散していくというサイクルです。

カビは自分の力だけでは生きていけず、何にでもとりつき、そこから生きていくためのエネルギーを吸収していきます。

カビは、ものにとりつくことで生きていきます。そして、とりつくとその場所に「集落」を作ります。

とりついたカビを顕微鏡で見ると、そこはまるで「密林」のようです。

カビは、光合成をする組織を持っていないので、自分の体だけでは何もできないものです。

そこで何でもいいからものにとりつくことにより、そこから生きていくためのエネルギーを吸収し、新たに発芽した胞子たちは空気中に飛散、また新たな住処をつくっていく、これがカビの大きな特徴です。とりつく相手(もの)はなんでもいいのです。そして酵素という物質の働きをもって、とりついたものを分解し、自分が生きるためのエネルギーとしていきます。それがホコリでもカビは大喜びでとりつきます。

現在までに、カビは「生きるため」に何にでも取りつき、さまざまな種類ができてきたであろうと予想されています。

そして、特にカビが取りつきやすい条件が整っているといわれているのが日本でもあります。カビの居心地の良い高温多湿な風土と栄養豊富なものに恵まれている環境は、まるでお菓子の城のようにカビには映っているのかも知れません。